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【7冊目】お金持ちになれる黄金の羽の拾い方2015〜人生設計のすすめ〜(橘玲)

「お金持ちになれる黄金の羽の広い方2015」橘玲

金融投資の知識を高めることを目的に当ブログを始めたきっかけは、ある記事を読んだことに遡ります。

その記事とは、「にしじまんさんにより書かれた【決定版】LINE田端信太郎氏に学ぶそこそこの確率で億万長者になる方法」です。

「1億円くらいなら案外イケんじゃないの?」という根拠のないポジティブな気持ちと、「MSCIワールド?インデックス投信?さっぱりだわ」というネガティブな気持ち。

ネガティブな感情が非常に厄介で、「このまま金融や投資のことに無頓着なのはヤバい」という強迫観念が頭から離れませんでした。

ポジティブな感情は、「金融や投資の知識に明るくなればお金持ちになる確率が上がるんじゃないか」くらいの楽観的な感じだったと思います。

7冊目の今回は上記事で田端新太郎さんイチオシの橘玲さん著「お金持ちになれる黄金の羽の拾い方2015〜人生設計のすすめ〜」を選びました。

知識社会の到来

20世紀の知識社会をサラリーマンとして平然と生きるなら、お金や専門分野の知識について学ぶ必要性は低いかもしれませんが、人より早くお金持ちになりたいなら話は別です。

日本の税制には大きな大きな歪みがあるので、そこをついて合法的に正しい手順で資産形成を行い、お金持ちになるチャンス(黄金の羽)は身近にあるのだと知りました。

お金持ちになるチャンス(黄金の羽)を拾うかどうかは、人によるのかもしれませんが、私なら迷わず拾いたい。綺麗事は抜きにして、お金が人生の選択を増やしてくれると思いませんか?

お金持ちになる方法はたった3つだけです。そしてそれはシンプルな数式で表すことができる。お金持ちになる3つの方法と資産形成の数式を本書より引用します。

資産形成=(収入-支出)+(資産×運用利回り)

  1. 収入を増やす
  2. 支出を減らす
  3. 運用利回りをあげる
    (お金持ちになれる黄金の羽の拾い方)より

投資コストに敏感になる

田端信太郎さんの記事でも投資に関する記述がありました。インデックスファンドに投資をして保有し続ければそこそこの確率で億万長者になれる理論です。

インデックスファンド選びには2つ条件があり、ノーロード(購入時に手数料のかからない)で信託報酬(保有期間中にかかる手数料)が低いものにする。

証券会社は手数料の高い投資信託や、アクティブファンド(積極的に売買を行う)を積極的に勧めてくるでしょうが、騙されてはいけません。高い手数料は証券員の財布を潤すだけ。

具体的な信託報酬の数字として0.5%(税込)以上なら見送りましょう。下の記事は私が実際に購入したインデックスファンドですが、全て信託報酬0.4%(税込)以下です。

本書でも投資コストについて述べられていることがありましたので引用します。

投資のコストに気づかない人は、ブローカーにお金を寄付しているのと同じです。(お金持ちになれる黄金の羽の拾い方)より

早く確実にお金持ちになる方法

サラリーマンと個人事業主では支払う税金に天と地の差があります。この差はサラリーマンにとっては足枷となり、個人事業主にとっては資産となる。対極的存在ですね。

個人事業主や、法人成りして中小企業の経営者になる道を選べば、サラリーマンより早く効率的に億万長者になれるということ。最速の資産形成法は税金を払わないことである。

資産形成=(収入-支出)+(資産×運用利回り)に当てはめると、支出を大きく減らすことができるので、結果より早く資産形成をすることができます。

そして差額分を毎年複利効果の期待できる投資に回し運用すれば、サラリーマンとの資産差は年を重ねるごとに開いていく。

少し長いですが、めちゃくちゃ重要なことなので引用します。あなたがもし本当に経済的に自立したいのなら、このことを知っているか知らないかで、今後の選択に影響するはずです。

真剣にお金持ちになりたいと考えているなら、この事実を頭の片隅に置いておくだけで、将来設計が大きく変わるはずだと思っているからです。私は変わりますよ!

サラリーマンの場合、仮に1,000万円の収入があっても、税・社会保障を引かれた手取りは700万円程度です。それに対して自営業者の場合、同じ1,000万円の収入があれば、国民年金と健康保険に若干の支払いをしたとしても、合法的にほぼ全額を可処分所得にすることが可能です。仮に生活費を400万円とすれば、サラリーマンの貯蓄額は300万円、自営業者は600万円です。
毎年300万円を投資に回し、年3%で運用したとしても、1億円の資産をつくるのに25年かかります。いくら高収入のサラリーマンでも、子供の教育費などを考えれば、毎年コンスタントに300万円を積立てられる人は限られてくるでしょう。
それに対して、同じ条件で毎年600万円を投資に回せば、14年目で資産は1億円を超えます。税金を払わないことによって、なんの追加的努力もせずに、経済的独立までにかかる時間を10年以上も短縮することができるのです。
(お金持ちになれる黄金の羽の拾い方)より

長期投資について

「なんか、ムカつくなあ」と、怒りを覚えました。

私が保有しているインデックスファンドもそうですが、長期保有前提の投資なら成功するということは疑っておりません。

しかし、これはNYダウのチャートから導き出された、”アメリカ式投資方法”なのです。つまり、長期投資はアメリカ発の投資理論ということです。

ですから、そもそも日本の状況に当てはまるわけがないのです。アメリカ市場を前提とした投資理論なので。

金融業界って、ハイエナだらけなんですね。知識社会の弱肉強食と考えれば仕方のないことかもしれませんが、やっぱりムカつく。

日本の株式市場には、ニューヨーク・ダウのような、長期投資の成功を理論的に裏付けるのに適したチャートがありません。そこで資産運用本の著者たちは、日本の現実には目をつぶり、短期的な株価の上昇をとらえて、無理やりアメリカ型のノウハウに当てはめたのです。
(お金持ちになれる黄金の羽の拾い方)より

現代ポートフォリオ論

ムカつくシリーズ2

現代ポートフォリオ論の本質は「株価の未来を予測するのは不可能」であるという前提に立ち銘柄を選ぶ必要があります。

ウォール街のランダムウォーカー著者のバートン・マルキールも全く同じことを言っているので、詳しく知りたい方は下記記事をご覧ください。

1冊目より難しかったけど40%くらいは理解できたぜ!次は何読もうかな〜

1990年にノーベル経済学賞を受賞したハリー・マーコウィッツのアイデアについて本書の引用を持って説明させていただきます。

マーコウィッツは、一つの株だけを持つよりも、複数の株を組み合わせた方が、同じリスクでより高いリターンが期待できることを数学的に証明しました。

マーコウィッツがノーベル賞を受賞した理由は、別のところにあります。彼は、同じ統計学の手法を使って、「もっとも効率的なポートフォリオとは市場全体に投資することである」という発見をしたのです。
(お金持ちになれる黄金の羽の拾い方)より

市場全体に投資するとは、私が実際に投資しているようなインデックスファンドに投資しなさい、ということ。つまり、1度買って放置するのがもっとも効率的であると。

個人投資家が無意味に個別銘柄を買う必要はありません。なぜなら、市場全体に投資できるインデックスファンドの方が、より効率的であることが証明されているからです。

さらに、その後同じくノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・トービンが画期的な投資方法を発見しましたので紹介します。

リスクを取りたくない投資家は資産の過半を国債に充て、ハイリスク・ハイリターンを望む投資家は、資産のすべてをインデックスファンドで保有すれば、もっとも効率的な投資ができることを、トービンは、やはり数学的に完璧に証明しました。
(お金持ちになれる黄金の羽の拾い方)より

ここでもやはり、インデックスファンドと国債の組み合わせによる投資方法のみで、個別柄に関しては一切触れられていません。

このような事実が数学的に完璧に証明されたにもかかわらず、証券会社は自分たちの利益を守りたいために事実を顧客に伝えないのです。

自分たちの利益のために高い手数料を知識のない人たちから貪るのは、本当にムカつきます。頭にきます。怒っています。ですが、知識社会の弱肉強食と言われればそれまでです。

だけど、自分の家族や友達など、助けれる範囲においては絶対に救いたい。今自分にできることは自分の金融リテラシーを高めること。がんばろう!!

困ったことに、株価の動きがランダムウォークであることを前提とすれば、ポートフォリオ理論の正しさは数学的に証明されています。そのため証券会社は、顧客に金融商品を売りつけるのに都合のいいところだけを取り出し、それ以外は無視することに決めました。当然、こうした営業姿勢は経済学者から強く非難されていますが、だからといって”真実”を教える気にはならないようです。
経済学者から見れば、すべての投資アドバイスはオカルトの類にすぎません。しかし証券会社は、そのことを認めれば、自らの存在意義を失ってしまいます。彼らの広告で成り立っている経済メディアは、経済学を否定するわけにもいかず、かといって広告スポンサーを怒らせることもできず、どっちつかずの態度でお茶を濁しています。
(お金持ちになれる黄金の羽の拾い方)より

PS

カッコいい

「億万長者?誰でもなれるぜ」By  LINE役員田端信太郎氏

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