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【2冊目】ウォール街のランダムウォーカー(バートン・マルキール)

ウォール街のランダムウォーカー

金融リテラシーを高めることが1番の目標なのは今も変わりません。2冊目はバートンマルキール著「ウォール街のランダムウォーカー」です。

1冊目に読んだ「ほったらかし投資術」で紹介されていたことで「ウォール街のランダムウォーカー」に辿り着きました。

さあ、記憶が鮮明なうちに印象に残っていることをまとめていこう。

ランダムウォーカーってどういう意味?

タイトルにも用いられている「ランダムウォーク」については下記の意味を持ちます。

「物事の過去の動きからは、将来の動きや方向性を予測することは不可能である」

そしてランダムウォーカーとは上記と同じ考えを持つ人という意味で、ランダムウォーカー達の先頭にいるのがバートンマルキールだと解釈しました。

過去の株価の動きから未来の株価の予測をすることは不可能ということです。別の言い方をすると証券会社で働いている人のアドバイスなどなんの役にも立たないと。

中でも強烈に印象に残った一文がありましたので共有させてください。これを読んだときは今でも忘れることができない強い衝撃を受けました。

目隠しをしたサルに新聞の相場欄めがけてダーツを投げさせ、それで選んだ銘柄でポートフォリオを組んでも、専門家が注意深く選んだポートフォリオとさほど変わらぬ運用成果を上げられることを意味する

個人投資家が資産形成する方法

個人投資家が資産形成する上でオススメなのはインデックスファンドを買ってじっと待つことだと著者のバートンマルキールは40年以上言っています。

私は投資信託とインデックスファンドは同じだと思っていましたが、本の中で全く別物として扱われていたことから投資信託とインデックスファンドは異なるということがわかりました。

大切なことなので確認を踏まえて書くと、著者のバートンマルキールが推奨しているのは投資信託ではなくインデックスファウンドの長期保有です。

投資信託は高い運用コストがかかり、また銘柄入れ替えの株価売買により多額の売買手数料がかかります。それらの経費がパフォーマンスを低下させるので避けましょう。

逆にいうとインデックスファウンドを選ぶ際には手数料が安いものを選ぶということがとても大切なポイントです。

バートンマルキールってどんな人?

何を言ったかよりも誰が言ったかが大事だと思いますので「ランダム・ウォーカー」著者のバートンマルキールの経歴を調べてみました。

・プリンストン大学経済学部長

・大統領経済諮問委員会委員

・エール大学ビジネススクールスクール学部長

・アメリカン証券取引所理事

・バンガードグループ社外取締役

・プリンストン大学名誉教授

肩書きのみに書き出しました。バートンマルキールはインデックスファンドという概念を作った人です。低コストが魅力で人気を集めるバンガードの社外取締役に選ばれたのも頷ける。

また、常に株式市場を見ながら働いてきただけでなく、バートンマルキール自身一投資家として成功を収めてきたと証言しています。

投資と投機の違い

投機とは1日や1週間という短期間の間に大儲けすることを狙った投資方法で、一晩で大金持ちになることを狙う投資をする人は投機家である。

反対に投資とは1年や10年という長期間の間に継続して安定的に配当をもたらしてくれるような投資方法で、時間をかけてリターンを蓄えていく投資をする人を投資家と呼ぶ。

インデックスファウンドを長期保有し続ける方法は投資にあたり、デイトレーダーのように1日で大儲けを狙う方法が投機にあたると解釈しました。

「ウォール街のランダムウォーカー」は投資家に向けて書かれている本であり、投機家の方が読んでも役に立つこと何もありません。

砂上の楼閣学

投資方法の1つに心理学を用いたものがあるというのには大変驚いたのと同時に、ランダムウォーク理論を株価に当てはめた場合とても理にかなっていると感じた。

株価の上下を考えるよりも一般投資家の群集心理を考え彼らが投資しそうな対象に彼らが投資する少し前に投資して利益を得る方法。

それがわかったら苦労しないと思うけど株価の未来を考える場合と比べたら私はこちらの群集心理を考える方がしっくりくる。

企業の将来の収益や配当、最終的なリターンなど誰にもわからないというランダムウォーク理論派から言うと株式市場に時間を割くのは無駄であるということだ。

なので投資する側にスポットを当てて投資家がどのように行動するかということに時間と労力を費やすというのが砂上の楼閣という考え方になる。

彼らは投資のゲームに勝つには他の投資家の行動を読むことがより重要だと考える。

証券アナリストの仕事

ランダムウォーカー達は証券アナリスト達に対しても批判的になるようだ。正直に言うと、証券アナリスト達をここまで批判して著者は脅されたりしないのかと心配になるくらい。

証券アナリストの収入はアナリスト業務に対してではなく、新規公開株が売り出された後にその株価を維持する能力に対して支払われると。

さらに、アナリスト達が「売り」を推奨することは極端に低く「買い」推奨と比べると1:100にも及び異常に低いことがわかる。

理由は単純で相手企業との関係を悪化させるばかりではなく、企業情報窓口のCFO(最高財務責任者)を怒らせると自分の首が飛ぶから。

証券アナリストについて書かれている内容は読んでて怖くなるものが多くありました。

複利効果

資産形成を目指す上で無視できないのが金利の複利効果である。資本元本だけでなく利子に対しても同じ金利で増えていくということだ。

そして重要なのは「時間価値」を最大限生かすということ。というのも複利の効果は投資年数が長いほど高くなる。

つまり早く始めればその分多くの時間を味方につける事ができ、結果として複利効果を高める事ができるのだ。

言い換えると投資を始めるのが遅くなれば遅くなるほど目標としている金額を貯めるのが難しくなる。

若さは武器なのだ。可能なら今すぐ投資を始めて複利効果を最大限生かし、資産形成をしていこう。

アインシュタインの言葉からも複利がいかに強力な味方か想像できる。人類最大の数学的発見を生かさない手はないだろう。

複利の概念こそ人類最大の数学的発見だ

分散投資

経済のグローバル化によりアメリカとその他の国における株式市場の相関関係が高まったてきたことにより以前のような効果を持たないがリスクを減らすことはできる。

本書1970年〜2013年のデータより、ポートフォリオのリスクが最も低いのはアメリカ株式84%、外国株式16%とあるが、元はアメリカの本ということを忘れないでいただきたい。

ちなみに、16%の外国株式の中にEAFE株式を加えることによりリターンが高まるというデータがある。

EAFE(Europe,Australasia,Far East)とはヨーロッパ、オーストラリア、極東地域の略式のことで、極東とは日本、中国、朝鮮、東アジア、東南アジア)のこと。

今回分散投資のことで1番勉強になったのは、分散投資をすれば必ず損をしないわけではなく、分散投資の効果が経済のグローバル化により低くなってきていることだ。

そのため、今では分散リスクという言葉に対して、多少リスクが減らせる程度の投資方法であるという認識を持っている。

まとめ

「ほったらかし投資術」と「ウォール街のランダムウォーカー」を続けて読み、実際にインデックスファンド投資をしたいと思う気持ちがますます強くなりました。

そして、最大の目的である金融リテラシーを高めるという点についても「ウォール街のランダムウォーカー」を読む前と後では少なからず向上したと感じています。

難しい金融のことに絞って本を読み続けるのは正直楽ではないですが、今後も1冊ずつ読み進めていくことで自分の身になると信じて続ける。新しいこと知るのは楽しいし好き。

ゆっくーーりですが少しずつ少しずつ前進していきます。カテゴリーは違えど同じ境遇の方がもしいましたら、一緒に頑張りましょう!LINE役員の田端信太郎さんのお墨付き。

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